TAIZÉ

アジア太平洋

2006 コルカタ大会
日本― 2016年 春: 2016年日本訪問: いつくしみという勇気を心に呼び起こす

数か月前に、テゼのブラザーの一人が長期にわたってアジアを旅行し、数か国を訪れました。その報告のなかでブラザーは、日本での滞在(4月)について以下のように述べています。日本では、最初に道生を訪ねました(※千葉道生さんのこと)。(2011年に東北で)津波があった時に、ちょうど長期ボランティアとしてテゼに滞在中だった若者です。帰国して以来、彼は津波により影響を受けた地域のひとつで活動するカリタスのボランティア・ベースの責任者をしています。地震が起きたのは5年前――いま地域ではボランティアが足りず、忘却のリスクにさらされています。 しかし、そこでは何年も支援活動が続いています。わたしは日曜日に、仮設住宅で孤独になりやすい年配の人々とともに丸一日を過ごしました。家を建てなおすことができた方もいますが、また津波の被害にあう可能性を避けるため、同じ場所に建てることはできません。 道路や橋、山を切り崩して地面をかさ上げするなど、至るところで作業がなされています。仮設住宅では、プランターに花を植え替え、これは子どもたちと年配の人々を結びつける小さ�

2016年6月16日